リスク情報が、図面とスプレッドシートに分散している
課題
モデルは作図ツール、インシデントは表計算ソフト、数値は報告書の中。 どれが最新版なのか、誰も即答できません。
解決
IngaDBは、モデル・根拠データ・計算結果・変更履歴を一つのデータベースに集約し、 単一のHTTP APIで提供します。
フォールトツリーとインシデントデータを一元管理し、決定論的なリスク分析を実行します。 分析結果には計算時点のリビジョンが必ず残り、いつの状態に基づく数字なのかを後から確認できます。
実績ある技術基盤で構築
多くの現場で、つまずきの原因は共通しています。IngaDBは症状への対処ではなく、 その構造的な原因を取り除くために設計されています。
課題
モデルは作図ツール、インシデントは表計算ソフト、数値は報告書の中。 どれが最新版なのか、誰も即答できません。
解決
IngaDBは、モデル・根拠データ・計算結果・変更履歴を一つのデータベースに集約し、 単一のHTTP APIで提供します。
課題
同じ設備をハザードの数だけ描き直すことになり、完成した図は設備側の変更に追従できません。
解決
故障モード・伝播経路・冗長性というメカニズムを一度登録すれば、ハザードごとの フォールトツリーはIngaDBが生成します。各ゲートの根拠は来歴として残り、 生成を打ち切った枝も理由つきで報告されます。
課題
担当者の環境、ツールのバージョン、乱数シードが違えば、数値は少しずつ変わります。 計算までLLMに任せれば、実行のたびに別の数字になります。監査で根拠を問われたとき、 当時と同じ計算を再現できないことが、いちばんのリスクです。
解決
計算順序は固定。確率はインシデントデータからの経験ベイズ推定、モンテカルロ法は固定シードです。 同じ入力なら必ず同じ結果になり、入力リビジョンが残るため、当時の計算をいつでも再現できます。
課題
データも設備構成も変わり続けているのに、前四半期の数値が有効期限のないまま社内を回り続けます。
解決
すべての分析結果に入力リビジョンを記録。モデルやデータが変わった場合は、 どの変更で結果が古くなったのかを差分で示します。
課題
故障確率を尋ねられたエージェントは、参照できるデータがなければ、 もっともらしい数値をその場で作ってしまいます。
解決
取得APIとingactlが、決定論的でリビジョン付きの結果を返します。検索、因果経路、根拠データ、 重要度、カットセットを取得でき、実行前には必ずドライランを挟めます。
IngaDBが返すのは数値だけではありません。その数値が何に基づいているのか、 モデルの適用範囲はどこまでなのかを、データとして併せて返します。
各結果には、監査に使える付帯情報がデータとして含まれます。
書き込み経路を制限し、計算結果の説明可能性を保ちます。
モデル化・定量化・最新性の管理。三つの機能が一つのパイプラインとしてつながります。
イベントとAND/ORゲートを型付きのグラフデータとして保存。故障モード・伝播経路・冗長性を 登録すれば、フォールトツリーは描かずに生成できます。
カットセット、経験ベイズによる確率推定、重要度指標、固定シードの不確実性区間。 同じ入力からは、常に同じ数値が得られます。
すべての分析に入力リビジョンを記録。データや構成が変わると、 結果を古くした変更そのものを差分として返します。
対話はエージェント、計算は決定論的エンジン。What-if分析は保存データに触れず、 リビジョン付きで実行されます。
エンジンで検証しました。シール漏れを半減すると、最上位事象「ライン停止」は 4.94%から4.07%に低減します。保存データには触れていません。
同じ入力なので、結果も同じです — 4.07%(リビジョン42)。 思いつきの数字は返しません。
弊社の故障ナレッジ基盤「Causation」は、不具合報告書や保全記録をAIで構造化し、 対策効果を計算エンジンの数字で示すSaaSです。IngaDBと同じ因果分析エンジンの上で、 「抽出はAI、承認は人、計算は決定論的エンジン」という分担のまま本番運用されています。
hozen.cognitech.dev — フォールトツリー画面(実物)ここまでがIngaDBの中核です。具体的な使い方、システムへの組み込み方、 性能の実測値はドキュメントにまとめています。
因果推論は、範囲を定めれば世界モデルとして実装できます。IngaDBはその範囲をデータとして提供します。 設備がどう故障するかというメカニズムをフォールトツリーに変換し、記録されたインシデントで定量化し、 計算時点のリビジョンを記録する。モデル自身が適用範囲の終わりを把握しており、 生成を打ち切った枝とその理由を必ず示します。
同じ入力からは、常に同じ結果が得られます。
確率はインシデントの記録から推定され、根拠が併記されます。
どの結果にも、モデルの適用範囲の終わりが示されます。
因果分析に特化したデータベースです。フォールトツリーと、そこに紐づくインシデントデータを保存し、 カットセット・確率・重要度指標・不確実性区間といった決定論的なリスク分析を実行します。 モデルやデータが変わったとき、どの結果がまだ有効かも追跡します。
記録されたインシデントから、経験ベイズ法で推定します。データの少ないイベントは ワークスペース全体の情報で補完(プーリング)され、すべての確率に推定の根拠が併記されます。
いいえ。故障モード・伝播経路・冗長性をメカニズム事実として一度登録すれば、 ハザードごとのフォールトツリーはIngaDBが生成します。生成は読み取り専用で、 各ゲートの根拠を示し、打ち切った枝もすべて理由つきで報告します。
すべての分析結果には、計算の基になったリビジョンが記録されています。変更後は結果が まだ有効かどうかを判定し、無効になっていた場合は、原因となった事実・インシデント・ 構成変更を差分として示します。
使えます。APIを記述するコマンドカタログがingactlも駆動するため、エージェントはカタログを同期し、 各ルートの契約と必要権限を確認し、ドライランを経てから実行できます。検索、因果経路、根拠データ、 重要度、カットセットの取得ルートがあり、結果はすべて決定論的でリビジョン付きです。
自社インフラで動かすセルフホスト型です。単一バイナリをPostgreSQL 16と並べて実行し、 付属のDocker Composeファイルならコンテナ二つで起動できます。APIキー、RBAC、監査ログを 標準搭載し、OpenAPI契約から生成されたTypeScript / Pythonの型付きクライアントも含まれます。
フォールトツリー、インシデントデータ、リビジョン管理の分析基盤を、お使いのシステムに。